国会では先ほど、皇室典範改正案が参議院の特別委員会で可決されました。あす、成立する見通しです。国会内から中継です。

「広く国民の理解が得られる」ことが求められている皇室典範の改正ですが、成立を目前にしたこのタイミングでも、異論が出ています。

立憲民主党 長浜博行 参院議員
「皇室への尊崇の念が感じられない。形骸化した国会審議に対して強い違和感を覚えます」

共産党 小池晃 書記局長
「国民の総意に反するやり方は、将来に大きな禍根を残すものです」

皇族数の確保に向けた皇室典範改正案は、▼女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持することや、▼旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎えることを可能としています。

一方で、皇室に迎えた養子の子どもが男の子であれば、皇位継承資格を持つなどとされています。

これに立憲民主党など一部の野党は、皇位継承については与野党各党の全体会議で議論されていないなどと反発を強めていますが、政府は“将来の検討を縛るものではない”と説明しています。

改正案は、特別委員会で与党のほか、国民民主党や公明党などの賛成多数で可決され、あす、成立する見通しとなっています。