ホルムズ海峡の“再封鎖”が懸念されるなか、化学メーカーの業界団体である石油化学工業協会は「原料の調達は安定している」として、当面は平年並みの供給を維持できるとの見通しを示しました。
石油化学工業協会によりますと、6月の「エチレン」の生産量は前の月から11.1%減って28万9100トンでした。工場の設備を止めて行う点検や修理が重なったことが要因としています。
一方、「ポリエチレン」や「ポリプロピレン」など主要4樹脂の出荷は、5月の大型連休で減っていた出荷が回復したことなどから、前の月を上回りました。
また、ホルムズ海峡の“再封鎖”が懸念されるなか、原料の「ナフサ」の調達について筑本会長は…
石油化学工業協会 筑本学 会長
「3月、4月のような危機的な状況というのは我々想定しておりません。アップダウンはあると思いますけれども、比較的、ナフサのホルムズ以外からの調達が安定してきていますので」
そのうえで、「国内需要を満たす石油化学製品の生産に必要な原料を確保している」と述べました。
また、ナフサ由来の製品の在庫についても3か月分を確保していて、協会は「直ちに供給が困難となる状況ではなく、7月以降も平年並みの供給を維持していく」としています。
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