(ブルームバーグ):韓国の株式指標である韓国総合株価指数(KOSPI)が一時7.6%安となった後、下げ渋っている。17日の休場を控える中、取引時間中盤以降は投資家心理がやや改善した。
半導体の受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)が16日発表した4-6月(第2四半期)の利益がアナリスト予想を上回り、AI需要の底堅さを示したことも市場を下支えした。
これに先立ち、韓国金融委員会(FSC)の李億遠委員長は、SKハイニックスとサムスン電子に連動するレバレッジ型上場投資信託(ETF)が株式市場の変動性を高めているとの問題を巡り、当局が近く対応策を発表すると明らかにした。FSCによると、レバレッジ型ETFに関する声明を16日午後4時に発表するという。
AI相場の持続性は引き続き市場の焦点となっている。年初から急騰した半導体セクターの高いバリュエーションが決算発表シーズンで試されるためだ。
こうした大幅上昇後に利益確定売りが出るのは自然な動きと受け止められている一方、市場はAIインフラ需要の鈍化や、企業が市場予想を下回る業績見通しを示す兆候がないかを注視している。
ロンバード・オディエのアジア最高投資責任者(CIO)、ジョン・ウッズ氏はブルームバーグテレビジョンで、「私は以前から韓国の個人投資家によるこうした投機熱を懸念してきた」と指摘。「どの市場でも過度なレバレッジを見ると懸念を抱く。それは一般論として良い結果に終わらないことが多い」と語った。
原題:Stocks Fall as Chip Selloff Hits Kospi, Oil Slips: Markets Wrap(抜粋)
(最新の値動きやTSMCの決算に関する情報を追加して更新します)
--取材協力:Cameron Crise、Stephen Kirkland.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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