(ブルームバーグ):韓国の株式指標である韓国総合株価指数(KOSPI)が一時7.3%下落した。17日の休場を控え、SKハイニックスとサムスン電子が下げを主導した。
これに先立ち、韓国金融委員会(FSC)の李億遠委員長は、両社に連動するレバレッジ型上場投資信託(ETF)が株式市場の変動性を高めているとの問題を巡り、当局が近く対応策を発表すると明らかにした。
投資家は半導体セクターに対して慎重姿勢を維持した。オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが自社製品の価格引き上げを計画していると、テクノロジーニュースサイトのジ・インフォメーションが報じたためだ。
市場は16日に発表される台湾積体電路製造(TSMC)の決算を通じて、AI向け設備投資の勢いを見極めようとしている。
AI相場の持続性は引き続き市場の焦点となっている。年初からの急騰後、ここ数週間は値動きの荒い展開が続いており、好調な企業業績が半導体株の高いバリュエーションを正当化できるかどうかを投資家は見極めている。
年初からの急騰を受け、利益確定売りが出るのは自然な動きと受け止められている一方、市場はAIインフラ需要の鈍化や、企業が市場予想を下回る業績見通しを示す兆候がないかを注視している。
ロンバード・オディエのアジア最高投資責任者(CIO)、ジョン・ウッズ氏はブルームバーグテレビジョンで、「私は以前から韓国の個人投資家によるこうした投機熱を懸念してきた」と指摘。「どの市場でも過度なレバレッジを見ると懸念を抱く。それは一般論として良い結果に終わらないことが多い」と語った。
原題:Asian Stocks Drop as Kospi Hit by Selloff in Chips: Markets Wrap(抜粋)
--取材協力:Cameron Crise、Stephen Kirkland.
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