(ブルームバーグ):著名投資家のウォーレン・バフェット氏は、数十年にわたって続けてきたゲイツ財団への支援を打ち切る。同財団の共同創設者であるビル・ゲイツ氏は故ジェフリー・エプスタイン氏との関係を巡り、米議会で厳しい追及を受けている。
米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイの会長であるバフェット氏(95)は、数週間前にネブラスカ州オマハでゲイツ氏に会い、この決定を話し合ったと、15日に米経済専門局CNBCのインタビューで明らかにした。バフェット氏はこの中で、エプスタイン氏とゲイツ氏の関係を巡る厳しい世論や、ハイテク業界の大富豪であるゲイツ氏が議会で宣誓の上で行った証言も注視してきたと述べた。
14日に発表された最新の寄付では、例年年央に行ってきたゲイツ財団への寄贈が見送られた。バフェット氏はCNBCとのインタビューで、同財団への寄付を再開する考えはないことを示唆した。バフェット氏はこの約20年間で、ゲイツ財団に470億ドル(約7兆6200億円)余りを拠出してきた。
一方で、自身の家族に関係する4つの慈善団体への寄付は拡大し、約60億ドル相当のバークシャー株を寄付した。同氏は約1400億ドル相当の保有株式全てを、今後8年以内にこれら4団体へ寄贈すると表明している。
米司法省が今年、エプスタイン氏に関する大量の文書を公表したことをきっかけに、同氏とゲイツ氏との関係を巡る疑惑が再燃した。ゲイツ財団はエプスタイン氏との関係に関する調査を外部に委託しており、この夏に完了する見通しとしている。
原題:Buffett Ended Gifts to Gates Foundation Over Epstein Scrutiny(抜粋)
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