(ブルームバーグ):米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)がリスクを例える比喩は、もはやハリケーンではなく地殻プレートだ。
ダイモン氏は14日の決算発表資料で「地政学的な緊張や戦争、根強いインフレ、世界的な巨額の財政赤字、高水準の資産価格など、複数のリスクが地殻プレートのように水面下で動いている」と述べた。「これらは管理可能な範囲に収まるかもしれないが、動いたり衝突したりすれば、大きな混乱を引き起こす可能性もある」と続けた。

同氏は過去数年、経済リスクを「ハリケーン」や「迫り来る嵐」になぞらえてきたが、今回は潜在的な下振れリスクと過去最高の業績が併存する状況を表現しようとした。JPモルガンの4-6月(第2四半期)決算で、純利益は212億ドル(約3兆4400億円)と米銀史上最高を記録。全事業部門で過去最高の収入を計上した。
ダイモン氏は4月の株主向け書簡でも地殻プレートの比喩を用いていた。リスクは常に動き続け、長い年月をかけて進行するもので、「互いに衝突すると、時折地震や火山噴火を引き起こす」と説明していた。
原題:Dimon Swaps Weather Report for ‘Tectonic Plates’ to Explain Risk(抜粋)
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