(ブルームバーグ):ファストファッション大手のSHEIN(シーイン)グループが、香港での新規株式公開(IPO)に向けた準備作業を進めている。事情に詳しい関係者が明らかにした。実現すれば、同社が長年進めてきた株式上場への取り組みが大きな節目を迎える可能性がある。
中国証券監督管理委員会(証監会)の承認が得られれば、SHEINと主幹事は早ければ数カ月以内にもIPOを開始する見通し。最近の証監会との協議では、これまでより前向きな反応が示されているという。
同社はIPOで数十億ドル規模の資金調達を検討しており、最終的な調達額は企業価値の評価次第となる。準備は進んでいるものの、正式なスケジュールは決まっておらず、上場時期の先送りもあり得る。非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。
SHEINは株主から企業価値を約300億ドル(約4兆8500億円)まで引き下げるよう圧力を受けていた。同社は過去にはその3倍を超える水準で評価されていたと、事情に詳しい関係者が昨年明らかにしていた。
SHEINの担当者はコメントを控えた。証監会はコメント要請に応じなかった。
SHEINは昨年、上場先を香港へ切り替える前に米国とロンドンでの上場を目指したが、いずれも実現しなかった。その間、同社の企業価値は大きく低下した。
原題:Shein Is Said to Move Ahead With Preparations for Hong Kong IPO(抜粋)
--取材協力:Dingmin Zhang、April Ma、Daniela Wei.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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