韓国株式市場では7日、半導体関連株に売り圧力がかかり、韓国総合株価指数(KOSPI)は終値で4.9%安となった。一時は8%安まで下落し、売買が一時停止された。

アジア株式相場ではこの日、半導体を中心とするテクノロジー株に売りが再び広がり、AI相場が行き過ぎていたとの見方が広がった。

今年に入って株価が2倍超に上昇していたサムスン電子は、利益が前年同期比19倍となったにもかかわらず、一時10%下落した。半導体大手のSKハイニックスも6%下落した。

ハイテク株比率の高いナスダック100指数先物は0.9%下落し、週明けの米国市場でみられた反発の勢いが失われつつあることが示された。

投資家はAI関連投資の次の局面を見極める中、テクノロジー株から他業種への資金シフトを強めている。米半導体株が過去最高の四半期を記録した後もAIへの期待は根強いが、資本支出の拡大や競争激化、生産能力増強が、高水準の株価評価を支えるだけの利益成長につながるかどうかに関心が移っている。

「市場ではバリュエーションの格差を是正する動きが進んでいる。半導体株が数カ月にわたって相場をけん引してきたが、投資家はより割安感のある分野にも資金を振り向け始めており、ベータ値が大きいハイテク株を巡るこれまでの熱狂は落ち着きつつある」と、KCMトレードのチーフ市場アナリスト、ティム・ウォタラー氏は述べた。

ウォタラー氏は、急騰してきた半導体株と市場全体の株価水準の差が縮まるまで、この資金シフトは続く可能性があると述べた。

原題:Stocks Drop as Samsung’s Tumble Leads Chip Selloff: Markets Wrap(抜粋)

--取材協力:Sangmi Cha、Winnie Hsu.

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