ブルームバーグの記者やアナリスト、エコノミストとともに、複雑な世界を読み解く「ワールド・デコーダー」。
今回のテーマは「アメリカ軍がいかにAIを戦争に使っているか」です。

日本では職場の効率化などビジネスの文脈で語られることが多いAIですが、現実の戦場ではすでに「戦争のあり方」を根本から変えようとしています。

その先駆けとなったのが、米軍の極秘計画「Project Maven(プロジェクト・メイブン)」です。Anthropic社の巨大言語モデル「Claude」などを導入したことで戦争のオペレーションにおける意思決定プロセスは加速し、「1日に5000の標的を攻撃可能にする」軍事作戦が現実のものになりつつあります。

戦場のAIは本当に「精度」と「効率」を上げているのか。「正確で信頼できる」AIの軍事利用は可能なのか。倫理的な視点は忘れられていないか。「Project Maven(プロジェクト・メイブン)」に密着取材したBloombergの記者・カトリーナ・マンソンさんと考えます。