(ブルームバーグ):ニュージーランド(NZ)政府は、レアアース(希土類)産業の育成に向け、重要鉱物処理施設2カ所の建設に最大5000万NZドル(約46億円)を拠出する。ジョーンズ資源相が電子メールの声明で明らかにした。
ジョーンズ氏によると、タイコ・クリティカル・ミネラルズは鉱山開発事業の一環として、鉱物処理施設の建設のために2000万NZドルの支援を受ける。ウェストランド・ミネラル・サンズのプロジェクトには、鉱物の選鉱・処理施設の建設支援として3000万NZドルが拠出される。
レアアースの処理は、鉱物資源からより高い付加価値を生み出すとともに、他国が中国主導の供給網への依存度を低減できるよう後押しするNZ政府の包括的な戦略における重点分野だ。ジョーンズ氏は、地域経済や企業活動に持続的な安定性をもたらすためには、政府による初期段階での支援が不可欠だと述べた。
同氏は声明で、「世界各国が製造業や科学研究に必要な重要鉱物の確保を図っていることは明らかだ」とした上で、「われわれにはそうした鉱物があり、政府は重要鉱物の供給網の多様化と安定化に貢献できるよう産業界を支援する」と表明した。
声明によると、二つのプロジェクトでは、チタンやジルコニウムの鉱石のほか、モナザイトなどのレアアースを含む精鉱を処理する予定だ。
原題:NZ to Provide Funding To Help Build Two Critical Minerals Plants(抜粋)
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