(ブルームバーグ):ベッセント米財務長官の上級補佐官が、ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長の顧問に就任する見通しとなった。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
サマンサ・シュワブ氏は2025年1月に財務省入りし、今年4月からベッセント長官の筆頭次席補佐官を務めている。トランプ政権1期目ではホワイトハウスでも勤務した経歴がある。FRBで議長の顧問に就く時期は明らかになっていない。
FRB報道官はコメントを控えた。財務省報道官にコメントを要請したが、返答は得られていない。
FRBと財務省の間で当局者が双方の機関を行き来すること自体は珍しくない。一方で、ウォーシュ議長の下のFRBが、財務省を含むトランプ政権と一段と緊密な関係を築くのではないかと、議会や投資家の間では疑念の声が上がっている。
ウォーシュ、ベッセント両氏は、FRB議長と財務長官が毎週会談する慣例を維持している。ウォーシュ議長は1日、欧州中央銀行(ECB)主催のフォーラムのパネル討論で、トランプ大統領が一貫して利下げを求める中でも、金融政策の適切な方向性を決定する上での連邦準備制度の独立性を強調した。
サマンサ・シュワブ氏は資産家チャールズ・シュワブ氏の孫娘に当たる。同名の金融サービス会社の創業者で、共同会長を務めるチャールズ・シュワブ氏は、トランプ氏の17年大統領就任式の資金調達委員会に100万ドル(現行レートで約1億6200万円)を寄付した経緯がある。
原題:Fed’s Warsh Picks Senior Bessent Staffer to Serve as Adviser(抜粋)
--取材協力:Daniel Flatley.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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