トランプ米大統領は、イランとの間接協議が進展したと主張した。両国は先週の報復の応酬を乗り越え、暫定的な停戦を恒久的な和平へ発展させようと取り組んでいる。

60日間の交渉期間を設けている暫定合意の技術的協議を行うため、ウィトコフ特使とトランプ氏の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏は6月30日、カタールを訪問した。協議は7月1日も続く見通しだが、AFP通信が匿名の外交官の話として報じたところによると、ウィトコフ氏とクシュナー氏は協議に参加していない。

トランプ氏は「大変良い協議だった。結果を待とう。ご存じの通り、米国は3夜にわたって猛攻撃を仕掛けたが、今は極めてうまくやっている。私はこれを非核化と呼ぶ。すべてが進行中だ」と述べた。

具体的にどのような進展があったのかについては明らかにしなかった。

カタール政府が1日発表した声明によると、ウィトコフ氏とクシュナー氏はドーハで同国のタミム首長と会談し、進行中の交渉について協議。米国は交渉継続への強い意思があることを、両氏はその席で伝えたという。

先週はホルムズ海峡付近で商船がイランのドローン(無人機)攻撃を受けたことをきっかけに米国とイランが互いに報復攻撃を行い、停戦は危うい状況に陥った。

イランの攻撃はトランプ政権の意向に反して、同国がホルムズ海峡に対して一定の支配権を維持しようとしていることを明確に示した。

この問題は核開発計画と並び、交渉の主要な争点となっている。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が6月30日に匿名の米当局者の話として報じたところによると、トランプ氏はイランとの全面戦争に戻る選択肢を非公式に検討し、ヘグセス国防長官やケイン統合参謀本部議長と協議したものの、当面は交渉を続ける方針を選択した。

この報道について質問を受けたトランプ氏は1日、「イランは大きく歩み寄ったと思う。我々は先週、彼らを非常に激しく攻撃した。今は問題ないと思う」と述べた。

その上で、「話は非常に単純だ。イランは核兵器を保有してはならない」と続けた。

原題:Trump Hails Qatar Meetings on Iran as Talks Set to Continue (1)(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.