(ブルームバーグ):みずほフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループは29日、合計約100億ドル(約1兆6200億円)相当の米ドル建て社債の発行条件を決定した。これにより今年4-6月(第2四半期)の日本企業の外貨建て社債発行額は、四半期ベースで500億ドルを突破し、過去最高を記録した。
ブルームバーグの集計データによれば、みずほ(66億ドル)と三井住友(約32億5000万ドル)の発行額が確定し、4-6月の日本企業の外貨建て社債発行額は約540億ドルに達した。前年同期比で80%余り急増した。500億ドル超えは1999年の集計開始後で初めて。
パナソニックホールディングスも30日、ドル建て社債の募集を開始しており、4-6月の発行額はさらに増える見通しだ。
日本企業の外貨建て社債発行は、円安を追い風に急増している。円は対ドルで今週に入り1986年以来約39年半ぶりの安値を付け、調達した外貨資金を円と交換することで、発行体はより多額の資金を確保できる。
日本の金利上昇により国内で資金調達するメリットが薄れ、日本企業が海外で買収を拡大する状況も影響し、日本勢の外貨建て債発行は増加傾向が続く。
ブルームバーグの集計データによると、昨年7-9月(第3四半期)の500億ドル弱がこれまで四半期ベースで最も多かった。日本の政府系機関や地方自治体も直近の四半期に外債市場でさらに少なくとも70億ドル調達したが、この発行額は統計の数字に含まれていない。
原題:Mizuho, SMFG Fuel Record Japanese Corporate Bond Sales Overseas(抜粋)
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