韓国政府は29日、包括的な国家戦略を発表する。国の大きな飛躍を後押しすることが目的で、サムスングループとSKグループも、政府の新たな政策構想に合わせて大規模な投資計画を公表する。

大統領府の姜由楨報道官によると、李在明大統領は午後2時(日本時間同じ)、青瓦台で開かれる「大韓民国大飛躍3大メガプロジェクト国民報告会」で冒頭発言を行う。その後に産業、科学技術、気候変動、国土交通の各省庁の当局者が詳細を明らかにする。

政策発表の後、サムスン電子の李在鎔会長とSKグループの崔泰源会長が、自社の投資計画をそれぞれ発表する。

韓国経済新聞が29日に情報源を明示せずに伝えたところによれば、サムスンとSKによる投資額は10年間で最大2000兆ウォン(約210兆円)に達する可能性がある。

同紙によると、サムスン電子とSKハイニックスは、韓国南西部の光州地域にそれぞれ4-5カ所の半導体ファブを建設する。サムスンはさらに、忠清南道に半導体パッケージング工場を建設する計画で、SKハイニックスは忠清北道のNAND工場を拡張する計画だという。

毎日経済新聞は26日、サムスン単独の投資総額は1000兆ウォンを超える見通しだと報じていた。

官民が足並みをそろえる今回の発表は、韓国が長期的な競争力を強化し、AIとハイテク分野の主要な大国としての地位を築こうとする動きを示すものだ。

大統領府の金容範政策室長は26日にYouTubeで放映されたインタビューで、李大統領が主宰する主要企業との29日の会合では「極めて異例」の数字が発表されると述べた。計画では半導体やAIデータセンター、フィジカルAIなどの分野に重点を置くとみられる。

シティグループはリポートで、政府主導の大規模投資は韓国の半導体サプライチェーンの持続的な成長を後押しするだろうと指摘。有望なAI需要の見通しなどを背景に、韓国の半導体製造装置セクターの銘柄を前向きに評価しているとした。

原題:S. Korea to Unveil ‘Three Mega Projects’ With Samsung, SK Group、Samsung, SK Reportedly to Invest $1.3 Trillion Over 10 Years (1)(抜粋)

(シティグループのリポートなどを追加して更新します)

--取材協力:Yoolim Lee.

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