「私たちの生きているこの世界は、3次元ではなく2次元かもしれない」

そんなSF映画のような話が現代物理学の最前線で大真面目に研究されています。
今回は、物理学者で京都大学大学院教授・橋本幸士さんをお招きし、「ホログラフィー原理」について徹底解剖します。
ミクロな世界で「重力」を計算しようとすると、どうしても答えが「無限大」になってしまい計算が破綻。しかし、「3次元の重力の世界を、次元を1つ落として『2次元の重力のない世界のホログラム』として計算する」というアプローチをとることで、解ける可能性が出てきました。
「空間」は元からあるものではなく、別の何かから作られた(創発した)幻なのか?私たちの宇宙は本当にホログラムなのか?
近い将来、空間がなにからできているのかわかるかもしれません。

<出演者>
▽橋本幸士
物理学者 京都大学大学院理学研究科教授
1973年生まれ、大阪育ち。2000年京都大学大学院理学研究科修了、理学博士。カリフォルニア大学サンタバーバラ校、東京大学、理化学研究所などを経て2012年大阪大学教授、2021年より現職。専門は素粒子論、弦理論、理論物理学。AIと物理学の融合研究も行う。

▽茂木健一郎
1962(昭和37)年、東京生れ。脳科学者/理学博士。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、同大大学院物理学専攻課程を修了。理化学研究所、英ケンブリッジ大学を経て現職。クオリア(意識のなかで立ち上がる、数量化できない微妙な質感)をキーワードとして、脳と心の関係を探求し続けている。

▽竹下隆一郎
TBS CROSS DIG with Bloomberg チーフ・コンテンツ・オフィサー(CCO)
朝日新聞を退社後、2016年から2021年6月までハフポスト日本版編集長。2021年8月にビジネス映像メディアPIVOTの創業メンバーに。2024年11月よりTBSテレビ特任執行役員。

<収録日>
2026年5月29日