(ブルームバーグ):北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、核戦力の強化を「さらに加速」するよう指示し、中東の「流血の状況」は核開発推進が国家防衛の「最も正しい唯一の道」であることを示しているとの考えを示した。
国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、金氏は20-22日に開催された党の重要会議、中央委員会総会で、「現実はわれわれのあらゆる政治的選択と歩んできた道の正当性を改めて証明している」と語った。
金氏は米国の「無差別で高圧的な行動」を批判したほか、日本は「現在の不穏な情勢を、自らが軍事大国となる上でのあらゆる制約を取り払う機会として利用している」と主張した。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は最新リポートで、北朝鮮は約60発の核弾頭を保有し、さらに少なくとも30発分の核兵器製造に必要な核分裂性物質を保有しているとの推定を示している。
KCNAによれば、総会は「核保有国としての地位を徹底的に行使することが、多方面で複雑化する予測不可能な国際的な軍事・政治情勢に積極的かつ自信を持って対処するための最も正しい唯一の道」であるとの認識を全会一致で共有した。
金氏はまた、1万トン級の戦略誘導ミサイル巡洋艦の建造や新たな海軍基地の建設を含む国防能力拡大計画を打ち出したという。
原題:North Korea’s Kim Wants More Nuclear Forces After US-Iran War(抜粋)
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