米ヘッジファンドのシチュエーショナル・アウェアネスが破綻寸前に陥ってからわずか数日後に行った4億ドル(約631億円)の投資は、半導体製造スタートアップのソース・ファウンドリー向けだった。事情に詳しい関係者が明らかにした。

ブルームバーグはこれまで、シチュエーショナルがセコイア・キャピタルの支援を受ける未公開企業に投資したと報じていた。この報道では投資先の企業名は特定されていなかった。その後、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、投資先がソース・ファウンドリーだと報じた。

OpenAIの元研究者レオポルド・アッシェンブレナー氏が設立したシチュエーショナルは、当初ソース・ファウンドリーに1億ドルを投資しており、今回の投資で出資総額は5億ドルとなった。シチュエーショナルとソース・ファウンドリーの担当者はコメント要請に応じなかった。

シチュエーショナルは保有する上場テクノロジー株が相次いで急落し、追加担保を差し入れるよう銀行から相次いで求められ、7月末に破綻寸前まで追い込まれた。こうした中、保有する上場株の一部を10%のディスカウントで売却することで、ケン・グリフィン氏率いるシタデルと合意していた。

セコイア・キャピタルはコメント要請に対し、シチュエーショナルによる投資については確認を避ける一方、ソース・ファウンドリーはAI業界の発展につながる半導体製造の変革を目指していると説明した。

原題:Situational Awareness’s Mystery Investment Was to Source Foundry(抜粋)

--取材協力:Sarah Gray.

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