(ブルームバーグ):トルコ、サウジアラビア、パキスタンの3カ国による共同防衛協定について、トルコのフィダン外相は、エジプトなど域内の他国にも拡大する可能性があると述べた。
フィダン氏は8日遅く、アナトリア通信のインタビューで、7日にサウジアラビアのメッカで署名された3カ国防衛協定への参加に複数の国が関心を示しているとし、エジプトを具体的に挙げた。
フィダン氏は「次の段階では、エジプトも加わると考えている。いくつか技術的な問題があるが、対応がなされれば、エジプトが加わらない理由はない」と語った。
中東有数の軍事大国であるエジプトが加われば、イスラム教スンニ派が多数を占める主要国がもう一国参加することになる。
エジプト外務省当局者のコメントは得られていない。
フィダン氏によると、この枠組みは暫定的に「メッカ同盟」または「メッカ防衛同盟」と呼ばれている。イランでの戦争を背景に結成され、いずれかの協定加盟国が攻撃を受けた場合に共同で報復することを定めている。
フィダン氏はパキスタンの参加に言及し、同盟の対象範囲が中東より「はるかに広い」地域に及ぶことを示していると説明。「大統領の構想では、3カ国にはとどまらず、さらに拡大することになる」と語った。
パキスタンのダール外相は9日、X(旧ツイッター)への投稿で、この協定について「基本原則を守り、相互尊重と協力、平和的手段を通じて相違を解決する意思のある域内のいかなる国にも門戸を開いている」と述べた。
原題:Turkey Says Mecca Defense Pact Could Be Widened to Include Egypt(抜粋)
--取材協力:Abdel Latif Wahba.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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