米バイオテクノロジー企業デフィニウム・セラピューティクスの株価が22日の取引で50%上昇した。大うつ病性障害(MDD)治験薬が後期臨床試験で、「画期的」な結果を示した。

パイパー・サンドラーのアナリスト、デービッド・アムセレム氏は、この薬剤が従来治療の経験が限られる患者にとって最有力な選択肢の一つになるという自身の確信が、今回のデータによって強まったと指摘した。

抗うつ効果の大きさや即効性、効果の持続時間の長さを挙げ、「特に1回の投与だけでこうした結果が得られた点は画期的だ」と述べた。

デフィニウム株の上昇率は、2024年3月以来で最大となった。当時は、全般性不安障害(GAD)の治療薬として米食品医薬品局(FDA)から画期的治療薬指定(BTD)を受けていた。

デフィニウムが開発するLSD由来の経口薬DT120は、うつ病の症状を測る標準的な指標で、投与6週間後の症状スコアがプラセボ群を8.1ポイント上回る改善を示した。治験データで明らかになった。

ウォール街のアナリストからは、DT120の臨床試験結果がGADへの有効性についても前向きな示唆となる可能性があるとの見方が出ている。GADを対象とした試験結果は今年中に公表される見通しだ。

原題:Psychedelic Drugmaker Surges 50% on Depression Trial Results (1)(抜粋)

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