かみそり「Schick(シック)」のメーカー、米エッジウェルパーソナルケアは、プライベートエクイティー(PE)投資会社イエロー・ウッド・パートナーズから受けた一方的な買収提案を拒否した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

非公開情報だとして匿名を条件に語った関係者によると、エッジウェルの取締役会は1株当たり30ドルという提示価格が低過ぎると判断した。同社株は22日のニューヨーク市場で1.7%安の22.72ドルで取引を終えた。

エッジウェル株は今年約33%上昇し、時価総額は約10億5000万ドル(約1700億円)。債務を含めた同社の企業価値は約20億ドル。

エッジウェルとイエロー・ウッドの担当者はいずれもコメントを控えた。

エッジウェルは2015年に消費財メーカーの米エナジャイザー・ホールディングスから分離して設立された。かみそりブランドのシックと「Wilkinson Sword(ウィルキンソン・ソード)」のほか、日焼け止めブランドの「Hawaiian Tropic(ハワイアン・トロピック)」や、除菌シートの「Wet Ones(ウェットワンズ)」を保有する。

2月には女性向けケア用品部門を3億4000万ドルで売却した。

イエロー・ウッドは米ボストンを拠点とするPEファンド。同社ウェブサイトによると、現在はリップクリームの「Chapstick(チャップスティック)」、フットケア製品の「Dr. Scholl’s(ドクター・ショール)」、スキンケアの「Noxzema(ノグゼマ)」などのブランドに投資している。

原題:Schick Razor Maker Is Said to Reject Unsolicited Takeover Offer(抜粋)

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