(ブルームバーグ):22日の欧州株は上昇。市場は米国とイランの協議にさらなる進展の兆候を探った。一方、仏高級ブランドのエルメス・インターナショナルは、アナリストが今後発表される上半期決算で収益性が打撃を受けると予想したことを受け、5.4%下落した。
ストックス欧州600指数は0.7%上昇。業種別では銀行株が上昇した一方、メディア関連銘柄は売られた。英国のスターマー首相が退任の意向を示し、元マンチェスター市長のアンディ・バーナム議員に後継争いへの道が開かれる中、英FTSE250指数は一時0.7%安まで下げたが、その後持ち直し、ほぼ変わらずで引けた。
欧州債市場では英国債が総じて上昇した。バーナム氏の最大の対抗馬とみられていたウェス・ストリーティング元保健相が、バーナム氏支持を表明したことで不透明感が払拭された。
英10年債利回りは約4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて4.81%。広く予想されていたスターマー氏の辞任表明直後の相場はほぼ変わらずだった。
ドイツ債はブルスティープ化の動きを広げた。中東の戦争による影響に対して、欧州中央銀行(ECB)がさらなる強力な対応を取る必要はないとの見解をラガルド総裁が示したことに反応し、利上げ観測が後退した。
スワップ動向が示唆するところによれば、ECBは年末までに計33bpの利上げが織り込まれている。先週は計37bpだった。
6月22日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:European Stocks Gain as US-Iran Talks Progress; Hermes Slumps
Gilts Gain With Burnham Seen as Next Premier: End-of-Day Curves
(抜粋)
--取材協力:Macarena Munoz Montijano、Rivaldo Jantjies、Charles Riley.
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