ボリビアのパス大統領が非常事態を宣言した。同国では50日間にわたる道路封鎖と社会不安を受け、経済が大きく混乱している。

パス大統領は「道路の封鎖を解くために非常事態を発令した」とXに投稿。「国民による仕事や学び、医療ケアの受領、物資の調達、家族を養うことを妨げる道路封鎖を続けさせるわけにはいかない」とした。

今回の措置の数時間前、政府と全国的な労働組合組織であるボリビア労働者中央本部(COB)は、全土で食料や医薬品の不足を引き起こしている封鎖の終結を目指す協定に署名していた。ただ、他のグループは封鎖を継続しており、その中にはモラレス元大統領の支持者らが含まれている。

抗議行動による経済的損失は30億ドル(約4800億円)に達したとの見積もりをボリビア全国産業会議所(CNI)が19日に発表した。これは年間の国内総生産(GDP)の約6%に相当する。

パス大統領は先週、騒動の取り締まりで政府が非常措置を講じやすくする法案に署名。同政権はまた、国際通貨基金(IMF)との間で30億ドルの金融支援プログラムの合意に近づいていると発表している。

原題:Bolivia’s Paz Declares State of Emergency Over Blockades (1)(抜粋)

--取材協力:Sergio Mendoza.

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.