(ブルームバーグ):ベネズエラの原油輸出は7月に大幅に減少した。米国とイランによる暫定的な停戦合意後、ペルシャ湾内に滞留していた中東産原油の供給が回復し、インドからの需要が弱まったことが背景にある。
海運リポートや調査会社ケプラーのデータ、ブルームバーグが追跡する船舶動向によると、ベネズエラ産原油の7月の積み出し量は前月比25%減の日量85万6000バレルと、5カ月ぶりの低水準となった。インド向け出荷量が半減したことが要因だ。
イラン戦争は6カ月目に入ったが、サプライチェーンの代替手段や別の海上輸送ルートの活用により、世界のエネルギー供給網への当初の混乱は和らいでいる。トランプ米大統領が和平交渉の前進を促すためイランへの攻撃を見送ったことを受け、原油価格は3日に下落した。
米国とインドは依然としてベネズエラ産原油の最大の輸入国だが、かつて最大の買い手だった中国は、マドゥロ前大統領が今年失脚して以降、ベネズエラ産原油を購入していない。
原題:Venezuela Oil Flows Drop as Iran War Pause Cools Indian Appetite(抜粋)
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