中国人民銀行(中銀)は5月も金の購入を続け、金価格が下押し圧力を受ける中で保有量を積み増した。

7日に公表されたデータによると、人民銀が保有する金地金は前月に32万トロイオンス増加した。これで購入は19カ月連続となり、人民銀が金準備についてより定期的な更新を公表し始めた2015年以降で最長となった。

金は5月に小幅に下落し、3カ月連続の月間下落となった。中東での戦争をきっかけとした根強いインフレ懸念や高金利長期化観測が利回りを生まない資産の魅力を圧迫している。

世界の中銀による購入は近年、金相場を支える重要な柱となっている。ゴールドマン・サックス・グループは先月、中銀は「金に対する潜在的な関心が強く、最近の地政学的情勢を受け、分散投資の動きは今後強まる可能性が高い」と指摘した。

原題:China’s PBOC Adds Gold Again as Bullion Remains Under Pressure(抜粋)

--取材協力:Bingyan Wang、Qianwei Zhang、Tian Ying.

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