(ブルームバーグ):米クリーブランド連銀のハマック総裁は、労働市場は均衡状態にあるように見受けられ、利上げに踏み切る時期が近づいている可能性があるとの認識を示した。
ハマック総裁は5日、5月の雇用統計が発表された後にソーシャルメディアに投稿し「単一の経済指標を過度に重視することはないが、本日の雇用統計は労働市場がおおむね均衡状態にあることを改めて示した」と述べた。また4.3%で横ばいだった失業率について、「私の定義する完全雇用とほぼ一致する」と指摘した。

「経済見通しを巡る不確実性を踏まえれば、現時点では金利を据え置くことが妥当だ。しかし最近の傾向が続けば、近く行動を起こすことが適切になる可能性がある」とハマック総裁は投稿。6月2日に示した見解をほぼ繰り返した内容だった。
5月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は堅調な伸びを示し、ブルームバーグ調査のエコノミスト予想を全て上回った。失業率は4.3%で前月から変わらずだった。複数の業種で労働市場の堅調さを示す内容となり、市場では12月までに0.25ポイントの利上げが実施されるとの見方が強まった。
次回連邦公開市場委員会(FOMC)は今月16-17日に開催される。政策金利は据え置かれるとみられているが、声明から次の政策行動が利下げになることを示唆する文言が削除されると予想されている。この会合はウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長にとって、初の政策会合となる。
原題:Fed’s Hammack Says Job Report Shows Labor Market in Balance(抜粋)
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