ポイント72アセット・マネジメントは、シタデルなどの競合に続き、外部のヘッジファンドからトレーディングに関する知見を取り込む方法を模索している。

関係者によると、ポイント72はアルファキャプチャー分野のベテランであるリッキー・ナルディス氏を採用した。ナルディス氏は2027年半ばにポイント72に入社予定で、他のヘッジファンドからトレーディングの知見を集めるプログラムの構築を検討する可能性があるという。関係者は非公開情報について語ったため匿名を条件とした。

関係者の1人によると、計画は流動的で変更の可能性がある。関係者によれば、ナルディス氏は以前、アルファキャプチャー特化型ファンド「TOPS」を運営する英マーシャル・ウェイスに在籍していたほか、それ以前はミレニアム・マネジメントに在籍していた。

ポイント72とマーシャル・ウェイスの担当者はコメントを控えた。ナルディス氏からはコメントを得られなかった。

業界大手の一部は、いわゆるバイサイド・アルファキャプチャー・プログラムをすでに確立しているか、構築を検討している。こうしたプログラムでは、外部から取引データや投資アイデアを収集し、その対価として報酬を支払う。

この手法は20年以上前にマーシャル・ウェイスが先駆的に導入したもので、従来は銀行アナリストなどセルサイドの市場参加者から知見を受け取り、膨大なデータを基に売買シグナルを生成していた。しかし近年は、他のヘッジファンドを含むバイサイドの情報提供者からもアイデアを取り入れるプログラムへと発展している。ポイント72とシタデルはすでにセルサイド向けのアルファキャプチャー・プログラムを運営している。

原題:Point72 Weighs Paying Other Hedge Funds to See Their Trade Ideas

(抜粋)

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