(ブルームバーグ):ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、保守系の政策アナリストであるポール・ウィンフリー氏とダニエル・ハイル氏を臨時顧問に起用した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
ウィンフリー氏はトランプ政権1期目でホワイトハウスに勤務した経歴を持つ。また、保守系シンクタンク、ヘリテージ財団主導の政府再編構想「プロジェクト2025」で連邦準備制度に関する章を執筆し、金融当局に批判的な見解を示していた。同氏は2019年、FRB理事候補としてホワイトハウス内で検討された経緯もある。
ハイル氏は、スタンフォード大学フーバー研究所のウォーシュ氏の同僚の1人で、財政政策や貧困対策プログラムを担当。また、16年米大統領選でジェブ・ブッシュ氏の選挙陣営の顧問を務めた経歴を持つ。
関係者によると、両氏はウォーシュ氏と共に政策分析や特別プロジェクトに取り組み、いずれも臨時ベースで職務を担う。FRB報道官はコメントを控えた。
ウォーシュ氏によるウィンフリー、ハイル両氏の起用については、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。
23年に公表されたプロジェクト2025の政策提言書「Mandate for Leadership(リーダーシップのためのマンデート)」は、保守派政権に向けた政策の青写真を提示したもので、批判派からは急進的で右派色が強いと評されている。
ウィンフリー氏が執筆した連邦準備制度に関する章では、中央銀行としての二つの責務から最大雇用の追求を削除し、インフレ抑制に一本化することや、最終的には通貨供給の規制で連邦政府の役割を廃止することなどを提言していた。
原題:Fed’s Warsh Taps Conservatives Winfree, Heil as Advisers (1)(抜粋)
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