メタ・プラットフォームズは、対話型人工知能(AI)「メタAI」の個人向け有料プランを初めて導入する。AI分野に投じる数千億ドル規模の投資を回収する収益化に向けた重要な一歩となる。

新たな有料プランは2種類。このうち月額7.99ドル(約1300円)の基本プラン「メタ・ワン・プラス」は、画像・動画生成でメタAIを頻繁に利用するユーザーや、高度な推論機能を長時間使うユーザー向けだと、同社広報担当者が説明した。

上位プランの「メタ・ワン・プレミアム」は月額19.99ドル。基本プランと同じ機能を、より高い利用上限で使えるという。まずはシンガポール、グアテマラ、ボリビアで提供を開始し、今後対象国を拡大する予定だ。

メタAIの画像・動画生成機能は引き続き無料でも利用できるが、繰り返し使うと利用上限に達する。メタは各プランの具体的な上限については明らかにしていない。

マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、巨額のAI投資が最終的に十分な収益を生むことを示すよう、投資家から圧力を受けている。同社は2028年までに米国内のインフラに6000億ドルを投資する方針を示しており、現在はルイジアナ州でAI向け巨大データセンターを建設中だ。

4月の決算説明会では、今年の設備投資額が当初想定を上回るとの見通しが示され、投資家から懸念の声が上がっていた。

原題:Meta to Sell AI Chatbot Subscriptions in Bid to Offset Spending(抜粋)

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