(ブルームバーグ):中国山西省長治市で22日遅く発生した炭鉱のガス爆発で、少なくとも90人が死亡した。中国で2009年以来最悪の炭鉱事故となり、習近平国家主席は重大な産業事故の抑制に向け全国的な取り組みを強化するよう指示した。
国営中央テレビ(CCTV)によると、爆発原因について調査が進められている。習主席は事故の教訓を踏まえ、リスク点検や危険要因の監視を強化するとともに、洪水シーズンに向け警戒を強めるよう求めた。
国営の新華社通信は、李強首相もこれに呼応し、情報開示の透明性向上と主要分野における安全責任の厳格な履行を指示したと報じた。
これを上回る死者を出した炭鉱事故は、2009年に黒竜江省で発生し108人が死亡した爆発事故が最後。
中国では依然として石炭がエネルギー構成の中核を占めており、旺盛な需要と短期的な代替手段の乏しさを背景に、発電や産業活動を支えている。
中国最大の石炭生産地である山西省で安全点検が強化されれば、短期的な供給抑制を通じて価格を下支えする可能性がある。
一方、全国的な点検強化は生産の重しにもなり得る。今回の爆発事故は死者数が30人を超えており、中国の規定では最も重大な「特別重大事故」に分類される。
原題:China Coal Mine Explosion Kills 90 in Deadliest Blast Since 2009(抜粋)
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