(ブルームバーグ):民泊仲介の米エアビーアンドビーは6日、通期の売上高見通しを上方修正した。欧米を中心に世界の旅行需要が堅調に推移していることが背景。今年に入って2回目の引き上げとなる。
エアビーは、通期売上高の伸び率を「少なくとも10%台半ば」に引き上げた。5月時点では「10%台前半から半ば」を見込んでいた。ブルームバーグが集計したアナリスト予想の平均は14%増だった。
通期の調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)利益率の見通しも、「少なくとも35.5%」と、これまでの少なくとも35%から引き上げた。
株主宛て書簡では「売上高伸び率と利益率の引き上げは、当社プラットフォームでの力強い需要に加え、人材、技術、マーケティングへの投資効果や、商品・サービスの開発計画を着実に進めてきた成果だ」と説明した。
発表を受け、エアビーの株価は引け後の時間外取引で一時約11%上昇した。年初来の上昇率は約12%だった。
今回の強気な見通しは、旅行需要が引き続き底堅いことを示している。民泊仲介の草分けであるエアビーは、ホテルやツアー、地域の体験プログラム、食料品の買い置きや訪問美容といった付帯サービスも提供する総合旅行プラットフォームへの転換を進めている。
米旅行予約サイト運営会社エクスペディア・グループや米旅行予約サイトのブッキング・ホールディングスも今週発表した決算で、旅行市場への強気な見方を示した。

エアビーの4-6月(第2四半期)は、宿泊予約数と体験予約数を合わせた主要指標が前年同期比10%増の1億4830万件となり、市場予想を上回った。北米は約3年ぶりの高い伸びとなり、フランスや英国、オーストラリアなど主要市場でも伸びが加速したという。
7-9月(第3四半期)も勢いは続く見通しで、この主要指標は10%台前半の伸びを見込む。ウォール街の予想(8.2%増)を上回る見通しだ。
原題:Airbnb Lifts 2026 Outlook Again on US, European Demand (2)(抜粋)
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