米ホワイトハウス近くで23日、拳銃で発砲した男が米大統領警護隊(シークレットサービス)の要員に撃たれた。シークレットサービスが発表した。

事情に詳しい関係者によると、男はしばらく通りを歩き回った後、シークレットサービスの検問所に近づき、バッグから拳銃を取り出して無差別に発砲し始めたという。捜査中の案件を理由に関係者が匿名で語った。

ホワイトハウス近くでの発砲の情報を受け、対応に当たる法執行当局者(5月23日、ワシントン)

シークレットサービスによると、要員が応射し、容疑者に命中した。容疑者は近くの病院に搬送されたが、その後死亡した。

銃撃では通行人1人も被弾した。ただ、被弾が容疑者による最初の発砲か、その後の銃撃戦によるものかは明らかになっていない。

関係者によると、容疑者は21歳のナシール・ベストと特定された。裁判所記録によると、容疑者は2025年7月、歩行者用検問所の立ち入り禁止区域に不法侵入したとして逮捕されていた。

発砲があったのは、ホワイトハウス敷地外の17番街とペンシルベニア通り付近。

発砲の情報を受け、退避する報道関係者(5月23日)

ホワイトハウス敷地内では、記者団が芝生エリアから建物内へ急いで退避させられ、敷地全体が一時封鎖された。

この事件の2時間余り前には、ホワイトハウスの報道担当スティーブン・チャン氏が、トランプ米大統領がホワイトハウス内にいるとSNSに投稿していた。関係者によると、事件当時、トランプ氏がホワイトハウス内で唯一の警護対象だった。

米連邦捜査局(FBI)のパテル長官もX(旧ツイッター)への投稿で、FBIがシークレットサービスの対応を支援していると明らかにした。

1カ月足らず前にはホワイトハウス記者協会主催の夕食会で、トランプ氏の暗殺を試みたとして別の男が連邦捜査当局に逮捕されている。

原題:Secret Service Shoots Man Who Fired Gun Near White House (4)(抜粋)

(2段落目以降に事件の詳細や背景を追加して更新します)

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