米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は22日、イラン戦争に伴うエネルギーショックで物価が押し上げられる中、政策金利に関するFRBの次の動きについては、利下げと同程度に利上げもあり得ることを明確にすべきだとの考えを示した。

ウォラー理事は現在の自身の立場について、戦争の影響がより明確になるまで政策金利を据え置く必要があると説明。その上で、インフレが近く鈍化し始めない場合、将来的に利上げを行う可能性を排除しないと述べた。

ウォラーFRB理事

ドイツのフランクフルトで開催されたイベントでの講演で、「インフレは望ましい方向に向かってはいない」と発言。

「最近のデータを踏まえれば、声明から『緩和バイアス』を示す文言を削除することを私は支持するだろう。将来的に利下げが利上げに比べてあり得るわけではないことを明確にするためだ」と述べた。

ウォラー氏は原油関連のショックは早期に収束する可能性があると指摘した上で、「インフレが近く沈静化しない場合、将来的な利上げの可能性をもはや排除できない」と語った。

連邦公開市場委員会(FOMC)は4月の会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを3.50-3.75%に据え置いた。しかし、当局者3人が、声明に盛り込まれた将来的な利下げ再開を示唆する文言に反対した。

原題:Fed’s Waller Says Next Move as Likely to Be Rate Hike as Cut(抜粋)

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