米ソフトウエア大手インテュイットは、従業員の約17%に当たる約3000人を削減する。人工知能(AI)関連製品への投資を進める一方で、コスト削減を図る。

同社は20日、2-4月(第3四半期)の決算発表で、今回の人員削減は組織を簡素化し「より迅速で無駄のない、焦点を絞った企業になる」ことを目的としていると説明した。再編費用として約3億2000万ドル(約510億円)を計上する見通しで、その大半は今期に発生するという。

人員削減を巡ってはロイターが先に報じていた。株価は20日終値で4%安の383.93ドル。年初来では42%下落している。

同日には米メタ・プラットフォームズも約8000人に解雇を通知した。AIへの巨額投資を進める中、効率化やコスト削減を目指した再編の一環となる。

ソフトウエア業界の多くの企業と同様、インテュイットも事業拡大に向けAI機能に注力している。ササン・グダルジ最高経営責任者(CEO)は発表資料で「今後を見据え、当社は成長エンジンをさらに拡大し、持続的な長期的成長を実現するために、より迅速に動ける組織体制を構築する」と述べた。

インテュイットにとって、大規模な人員削減はここ数年で2回目となる。2024年7月にも従業員の約10%に当たる1800人を削減した一方、別分野で同規模の採用を進める方針を示していた。

25年7月末時点で、従業員数は約1万8200人だった。

2-4月期の売上高は前年同期比10%増の85億6000万ドルとなり、アナリスト予想を上回った。一部項目を除く1株利益は12.80ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は12.54ドルだった。

5-7月(第4四半期)の売上高は11-12%を予想。アナリスト予想平均は8%増だった。調整後1株利益は3.56-3.62ドルを予想。アナリスト予想平均は3.15ドル。

原題:Intuit to Cut 17% of Workers to ‘Simplify’ Structure (1)(抜粋)

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