(ブルームバーグ):大和証券グループ本社の荻野明彦社長は、21日の経営戦略説明会で、オリックス銀行の買収について、「融資・信託機能の強化により、証券ビジネスへの波及効果、アップサイドが見込める」と述べた。
荻野氏は、銀行部門の強化を通じてリテール証券業務を「資産管理型」から「総合資産管理型」のビジネスモデルに進化させると説明。ウェルスマネジメント部門を中心に収益を拡大したい考えを強調した。
大和証Gは4月、傘下でネット専業の大和ネクスト銀行を通じ、3700億円でオリックス銀行株式の100%を取得すると発表した。将来的には両行を合併させる計画だ。大和証Gにとって過去最大の買収となる。
荻野社長は、銀行買収により証券部門を中心に収益拡大に成功した米モルガン・スタンレーを例に挙げ、「目指すべき方向性を示唆している」と述べた。モルガンは銀行機能を強化し、ウェルスマネジメント部門の顧客の預金・借り入れニーズに対応しながら安定的な収益源に成長させたなどと説明した。
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