(ブルームバーグ):インドネシアのプラボウォ大統領は20日、同国の主要商品輸出に対する国家統制を強化する方針を示した。政府財政の悪化と通貨ルピアの急落が背景にある。
プラボウォ氏は国会で、例年は財務相が担う年次演説を行った。パーム油と石炭、合金鉄を手始めに、政府指定の国有企業を唯一の輸出窓口とし、販売をその企業経由に義務づける考えを明らかにした。
同氏は、輸出代金の過少申告などが行われ、数千億ドル規模の損失が生じていると指摘した。報告内容が実態とかけ離れていることが多いとも述べた。また、商品価格が国外で決定されている現状を批判した。
ブルームバーグは前日、事情に詳しい関係者の話として、新たな機関の設立計画について報じていた。
インドネシアの主要株価指数は、大統領の演説中に上げを失い、演説半ばに一時2.4%安となった。一方、対ドルで今年約6%下落しているルピアは、おおむね横ばいで推移した。
原題:Prabowo to Tighten Control of Indonesia’s Commodity Exports (2)(抜粋)
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