(ブルームバーグ):世界のコメ生産が10年ぶりに減少する見通しとなり、主要な食料の一つであるコメの供給が逼迫(ひっぱく)する可能性がある。
米農務省(USDA)が12日に公表した世界の農産物に関する報告書によれば、2026-27年シーズンの生産量は約5億3800万トンと見込まれ、11年ぶりの減少となる。減少幅が大きいのはインドとミャンマー、米国で、特に米国では作付面積の縮小により収穫量が前年比15%減となる見通しだ。消費と貿易が過去最高水準に達する中、世界の在庫は圧迫が予想される。
USDAは具体的な要因について詳細を示していないが、背景には、イラン戦争を受けた肥料やエネルギー価格の高騰があり、アジアの農業を混乱させている。一部の生産者は、肥料を多く必要とするコメについて、新たな作付けを見送ることを検討しているという。
原題:Global Rice Production Set to Fall for First Time in Decade (1)
(抜粋)
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