原油価格はほぼ変わらず。トランプ米大統領がイラン戦争に関与していない一部の船舶を対象に、4日からホルムズ海峡を離脱できるよう誘導を開始するとSNSに投稿したが、トレーダーらはそうした計画の実効性を見極めている。

北海ブレント先物は1バレル=108ドル近くでほぼ変わらず。4日の取引が始まると一時2.4%安となっていた。米国のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は102ドルを下回っている。

英海事貿易機関(UKMTO)はアラブ首長国連邦(UAE)フジャイラ北の海域で、タンカーが飛翔体による攻撃を受けたと報告した。船舶は特定されていないが、乗組員は無事だと伝えられている。

トランプ氏は「今回の船舶の移動は、何ら非のない個人や企業、国家を解放することを目的としたものであり、彼らは現在の状況の犠牲者だ」と強調。米国の代表団がイランと「非常に前向きな協議」を行っており、「全ての関係者にとって非常に明るい結果」につながるかもしれないと明らかにしたが、詳細には言及しなかった。

カロバール・キャピタルのハリス・クルシード最高投資責任者(CIO)は、「トランプ疲れが徐々に広がっている。市場はこれをそれほど深刻に受け止めていないと思う」と指摘。「最初は下げたが、それが続かなかったという事実は、人々がこれを実際に何かを変えるものとは見ていないことを示している」と述べた。

原題:Oil Steadies With Trump’s Hormuz Plan and Tanker Attack in Focus(抜粋)

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