石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスの主要国は、6月の原油供給目標を小幅に引き上げることで暫定合意に達した。参加国代表が明らかにした。アラブ首長国連邦(UAE)の脱退後、初の動きとなる。

サウジアラビアとロシアが主導する7カ国は、来月に生産を日量18万8000バレル引き上げる見通しだ。協議が非公開だとして同代表は匿名を条件に語った。合意は3日のオンライン会議で最終決定される予定という。別の参加国代表3人も最近、こうした動きが見込まれるとの認識を示していた。

形式上は増産する形となるが、今月予定される生産引き上げと同様、今回も実効性には乏しく、象徴的な意味合いが強い。米・イスラエルとイランの戦争で封鎖されているホルムズ海峡が再開され、ペルシャ湾からの輸出が回復しない限り、増産を実行できないためだ。

UAEは数日前、OPECを5月1日付で脱退すると発表した。イラン戦争による供給混乱に石油業界が直面する中、この離脱はOPECとその主導国サウジアラビアに打撃を与えるものとなる。

原題:OPEC+ Provisionally Agrees June Quota Increase, Delegate Says、OPEC+ Agrees in Principle on Small Output Hike, Reuters Reports(抜粋)

(参加国代表の話として書き換えます)

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