トランプ米大統領とバンス米副大統領は25日、ワシントンで開かれていたホワイトハウス記者会の夕食会の会場近くで発砲があり、避難した。

目撃者によると、廊下で警備員がある人物に対し止まるよう叫ぶ声の後、騒音と一連の発砲声が聞こえた。ホワイトハウスのプール取材リポートによると、シークレットサービスが発砲容疑者の身柄を拘束した。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「発砲した人物は拘束された。私は『ショーを続けるべきだ』と提案したが、完全に法執行当局の判断に従う」と投稿した。

また、「いずれにせよ今夜は当初の予定とは大きく異なるものになるだろうし、いずれ改めてやり直す必要がある」とも説明した。

発砲当時、出席者はテーブルの下に身を隠し、シークレットサービスの要員がトランプ、バンス両氏のほか政府高官らを避難させた。

アクエリアン・ホールディングスのマネジングパートナー、ルディ・サハイ氏は、会場を出て階段を上がろうとしていた際に事態が発生したと語った。

「数歩上がったところで『止まれ、止まれ、止まれ』という声と、大きな音、その後に連続する銃声が聞こえた」と同氏は述べた。

トランプ米大統領とバンス米副大統領は25日、ワシントンで開かれていたホワイトハウス記者会の夕食会の会場近くで発砲があり、避難した

夕食会に出席者していたボート・エボリューションのジョン・ランバート社長は、トイレに向かっていた際、男が警備をすり抜けてボールルームへ続く階段に向かって走り抜けるのを目撃したと語った。複数の警備員が直ちに追跡し、その人物に向けて複数回の発砲があり、最大で20発前後に上った可能性があるという。ランバート氏は直ちに男子トイレへ誘導された。

トランプ氏の出席は異例だ。歴代の米大統領は通常、この催しに参加してきたが、トランプ氏は2016年の大統領選勝利以降、大半の夕食会を欠席していた。

発砲数や負傷者の有無を含め、詳細は現時点で明らかになっていない。

原題:Trump Evacuated After Shots Fired at DC Event, Suspect Held (2)(抜粋)

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