資産運用会社アライアンス・バーンスタイン・ホールディングは、マルチマネジャー型ヘッジファンド「AB Arya」を閉鎖した。より規模の大きな同種ファンドに小規模ファンドが立ち向かうことの難しさを示す。

AB Aryaは、アライアンス・バーンスタインの総額60億ドル(約9570億円)規模に上るヘッジファンド・プラットフォームの一部。同社は清算に伴う資金の95%は、6月に顧客に分配可能となる見通しだと述べた。

システマティック戦略やマルチマネジャー運用について、顧客向けに幅広い商品を提供するというコミットメントを維持しているとも説明した。

AB Aryaは株式やシステマティック戦略、グローバルマクロ、スペシャルシチュエーションなど、デリバティブを通じた多様なオルタナティブ戦略に投資していた。

今回の閉鎖は、ミレニアム・マネジメントやシタデル、DEショーといった企業が優勢な市場において、マルチストラテジー型ヘッジファンドの後発勢に対する圧力が強まっていることをあらためて示唆した。

アイスラー・キャピタルは昨年、リターン低迷や運用資産の縮小、人件費高騰を背景にマルチストラテジー・ヘッジファンド分野への展開を断念し、事業閉鎖に追い込まれた。

原題:AllianceBernstein Shuts Hedge Fund Arya as Lack of Scale Bites(抜粋)

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