(ブルームバーグ):中国の人工知能(AI)セクターで、節目となり得る資本提携案が浮上した。テンセント・ホールディングス(騰訊)とアリババグループがAIスタートアップDeepSeek(ディープシーク)の初回資金調達ラウンドへの参加に向け協議している。
事情に詳しい関係者によると、テンセントは最大20%の株式取得を提案したが、DeepSeek側はこれほど大きな経営権の譲渡には消極的。協議は進行中で最終決定には至っていないが、評価額の目安としては、約400億ドル(約6兆3800億円)規模の上場企業で同業のミニマックス・グループなどが参照されているという。
アリババも資金調達協議に加わっているが、具体的な提案内容は明らかになっていない。同社とテンセントは、ムーンショットやミニマックスといったスタートアップ群と共に、中国AI分野での主導権を争っている。
協議は依然として流動的で、取引成立や評価額について確定したものはない。DeepSeekは少なくとも200億ドルの評価額で3億ドル超の資金調達を目指していると、先に米ニュースサイトのジ・インフォメーションが、事情に詳しい関係者の話として報じていた。
DeepSeekとアリババ、テンセントの担当者はいずれもコメント要請に応じなかった。
原題:Tencent, Alibaba in Talks to Join DeepSeek’s First Funding Round(抜粋)
--取材協力:Shona Ghosh、Olivia Solon、Luz Ding.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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