アメリカとイランの戦闘終結に向けた協議がきょう行われる予定です。ただイランは、アメリカによる合意違反が確認されていると反発していて、協議の開催は予断を許さない状況です。協議が行われるパキスタンから中継です。

パキスタンの首都・イスラマバードです。世界が注目する協議ということもありまして、町の至る所に検問所が設置されているほか、協議会場付近一帯が立ち入り規制となるなど、厳重な警戒態勢が敷かれています。

今回の協議には、アメリカからバンス副大統領やウィットコフ特使が参加することになっていて、現地時間きょう午後にもパキスタンに到着する予定です。

一方、ガリバフ国会議長率いるイランの代表団は現地時間きょう未明に到着し、このあと、パキスタンの首相と会談する予定です。

(Q.停戦合意後も、イラン側はアメリカの停戦違反を指摘していますが、協議に影響はあるのでしょうか?)

イランのガリバフ国会議長はパキスタンに到着する前、アメリカとの間で合意したレバノンでの停戦と、イランの凍結資産の解除という2つが守られていないとしたうえで、「交渉が開始される前に、必ず履行されなければならない」などと強調しました。

このほかにも、停戦合意をめぐる双方の認識にはずれがあり、イランメディアは、「イランの前提条件が受け入れられれば交渉を開始する」と報じるなど、協議の開催は予断を許さない状況です。

実際に開催されたとしても、アメリカが要求するイランの核開発計画の放棄やホルムズ海峡の管理など双方の主張が真っ向から対立していますので、協議は極めて難航するものとみられています。