去年12月31日に亡くなった、前のローマ教皇で名誉教皇のベネディクト16世の遺体が2日、バチカンのサンピエトロ大聖堂に安置され、信者らが別れを告げています。

バチカンのサンピエトロ大聖堂には、2日、前のローマ教皇で名誉教皇のベネディクト16世の遺体が安置され、イタリアのメローニ首相ら信者らが別れを告げています。

ベネディクト16世は去年12月31日に95歳で亡くなりました。

2013年に高齢による体力の衰えなどを理由に、ローマ教皇としておよそ600年ぶりに存命中に退位して名誉教皇となり、その後は、バチカンの修道院で生活していました。

葬儀は5日に隣接するサンピエトロ広場で教皇フランシスコにより執り行われます。