(ブルームバーグ):8日の外国為替市場では円が対ドルで158円台後半に上げ幅を拡大。トランプ米大統領がイランへの空爆の2週間停止で合意したことを受け、有事のドル買いの巻き戻しが加速している。債券相場は上昇が予想される。
仲介国のパキスタンが米国に対してイランにホルムズ海峡の再開を求める期限の延長を要請。トランプ大統領は「私は2週間の間、イランへの爆撃と攻撃を停止することに合意する」とSNSに投稿した。これを受けて原油先物相場が急落し、ドルが主要通貨に対して全面的に売られている。
SBI FXトレードの上田真理人取締役は電話取材で、「いったんは最悪の事態は免れた」と指摘。一方、この先の状況はまだ予断が許さないとの見方も示し、円の上値は158円台後半にとどまると予想した。
債券
債券相場は上昇(利回りは低下)が見込まれる。三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、米長期金利の低下を受けて買いが先行すると予想。その後は外部環境をにらみ、神経質な動きになるとみている。
先物夜間取引で中心限月6月物は7日の日中取引終値比20銭高の130円24銭で終えた。7日の新発10年債利回りは2.405%で終了。7日の米10年国債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い4.29%程度で引けた。
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