米ナイキが3月31日に発表した第3四半期(12-2月)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。エリオット・ヒル最高経営責任者(CEO)が打ち出すスポーツ製品重視の戦略が、業績の持ち直しに寄与していることが示された。

12-2月の売上高は113億ドル(約1兆7900億円)で、ブルームバーグがまとめた市場予想平均を上回った。1株利益も予想を超え、中国事業にも改善の兆しがみられた。

Photographer: Adetona Omokanye/Bloomberg

年末商戦の大半を含む今回の決算は、ナイキが長引いていた販売不振から想定以上のペースで回復していることを示唆している。

ヒルCEOは、バスケットボールやランニングといった分野への注力を通じて主力事業の立て直しを進めている。一方で中国事業や「コンバース」ブランドの低迷を反転させる必要性は一段と高まっている。同社を巡る投資家心理はここ数週間で悪化し、株価は年初来で約17%下落している。

ナイキはヒルCEOの就任以降、長期的な業績見通しをまだ示していない。ただ、予定されているアナリスト向け説明会では、3-5月(第4四半期)の見通しが示される見込みだ。

原題:Nike Sales Beat Estimates as Sports Focus Produces Results (1)(抜粋)

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