金融市場は、イラン戦争やプライベートクレジット市場、人工知能(AI)に起因する潜在的リスクを十分に織り込んでいないと、米オルタナティブ資産運用会社26ノース・パートナーズの創業者ジョシュ・ハリス氏が指摘した。

ハリス氏は27日、FIIプライオリティー・マイアミ・サミットで、株式市場やクレジットスプレッドは起こり得る混乱を十分に反映していないと述べた。

同氏は「銀行であれ個人投資家であれ、資本の流れが後退し始めているような初期的な兆候が見られ、それがさらに波及しつつある」と述べ、「しかし、それが相場に織り込まれている状況はまだ確認できていない」と語った。同氏は26ノースを設立する前、アポロ・グローバル・マネジメントを共同で創業した。

ハリス氏は、それでもなお、プライベートクレジットは引き続きパブリッククレジットを上回るパフォーマンスを示し、そのリターンは企業ごとの要因に一段と左右されるようになるとの見方を示した。ただ、返済順位の高いシニア債への投資に注力することで、依然として10%の純リターンを確保することは可能だという。

また、割安な水準でプライベートエクイティー案件に投資する機会に加え、銀行の融資が通りにくくなっている案件に資金を提供する機会も、引き続き存在すると指摘した。

さらに、26ノースはソフトウエア分野への投資を継続しており、独自データやAIに対する防御策を備えた企業に焦点を当てていると付け加えた。

原題:Josh Harris Says Market ‘Complacent’ With Iran, Credit Risk

(抜粋)

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