米国の住宅ローン金利は4週連続で上昇し、半年ぶり高水準に達した。イラン戦争の影響で市場が混乱する中、重要な春の住宅販売シーズンの見通しは悪化しつつある。

フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の26日発表によると、30年物固定金利は平均で6.38%に上昇し、2025年9月以来の高水準となった。前週は6.22%だった。

現在の30年固定金利では、住宅ローンの借り入れが100万ドル(約1億6000万円)だった場合、保険料や税金を除いたベースで毎月約6242ドルの支払いとなる。米国とイスラエルによる爆撃開始直前に金利が一時6%を下回った2月下旬は、支払い額は5983ドルだった。

春の住宅販売シーズンを目前に控える中、金利急騰により購入希望者は慎重姿勢を一段と強めている。またガソリンや食品の価格高、人工知能(AI)による雇用への影響に対する懸念も重しとなっている。シーズンの行方を見極めるにはまだ早いが、住宅建設会社の初期的な見方は楽観的ではない。

住宅建設会社KBホームは24日の決算説明会で、年間の引き渡し件数の見通しを下方修正した。イラン戦争も一因だとしている。

原題:Mortgage Rates Jump to 6.38% as War Rattles Housing Market(抜粋)

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