男女別エクストリーム通勤者の割合の年次変化

次に、エクストリーム通勤者の割合の変化の時期の地域差を確認するために、東京圏とその他の地域それぞれにおける男女別のエクストリーム通勤者の割合の2019年との推定差分の年次推移を示した。

東京圏では、男女ともに推定曲線はゼロより上に位置している。男女差は小さいものの、2025年時点で2019年と比較して統計的に有意な上昇が確認されたのは女性のみであった。

その他の地域では、男性の推定曲線は2020年から2025年までマイナスとなっている。

一方、女性では2020年から2025年にかけて徐々に割合が増加し、2023年以降は2019年と比べて統計的に有意に高い水準となった。

地域別の女性の増加傾向の違いに注目すると、どちらの地域でもエクストリーム通勤者の割合は2019年と比較して有意に上昇しているが、その他の地域では2020年以降一貫して徐々に割合が増えてきているのに対して、東京圏ではプラスの水準で推移しているものの2020年以降は上下しており一貫した上昇傾向は明確には確認されない。