東京圏における男女・年齢層別エクストリーム通勤者の割合の変化
次に、東京圏とその他の地域について、2019年から2025年のエクストリーム通勤者の割合の変化を確認するため、それぞれの地域における2019年から2025年のエクストリーム通勤者の割合の推定変化を、男女・年齢層別に示した。


東京圏においては、男女とも推定変化の曲線はゼロを上回っており、エクストリーム通勤者の割合は増加傾向がみられる。
しかし、統計的に有意な上昇が確認されたのは女性のみであった。また、東京圏の女性の推定曲線はやや下に凸型で、30~40代の変化は小さい一方、20代以下および50代以上で顕著な上昇傾向が確認された。
反対に、東京圏の男性の推定曲線はやや上に凸型で、30代から40代にかけての上昇幅がやや大きい。
同様の傾向は、東京圏における2019年と2025年の男女・年齢層別のエクストリーム通勤者の推定割合を重ねて示した調査からも確認することができた。
また、その他の地域について、男女の違いを確認すると、男性では2025年の推定曲線が多くの年齢層でゼロを下回っており、エクストリーム通勤者の割合の増加傾向はみられなかった。
一方、女性では推定曲線が全体的にゼロを上回っており、エクストリーム通勤者の割合が増加した傾向が示唆される。特に30代以下で増加幅が大きいことが見受けられる。
同様の傾向は、その他の地域における2019年と2025年の男女・年齢層別のエクストリーム通勤者の推定割合を重ねて示した調査からも確認することができた。
地域による違いとしては、男性については、その他の地域では割合の増加がみられなかった一方、東京圏では特に30~40代で若干の増加傾向が示唆された。
女性については、東京圏では30代と40代のエクストリーム通勤者の割合の増加幅が小さく20代以下および50代以上の増加幅が大きい傾向がみられる一方、その他の地域では年齢層が下がるほど増加幅が大きい傾向がみられた。