ベッセント米財務長官は、米国とイスラエルによる対イラン攻撃について、ホルムズ海峡沿いにあるイランの防衛拠点の破壊が目的だと述べた。一方、イラン指導部は通航再開を求めるトランプ米大統領から23日までの期限を突き付けられている。

ベッセント氏は22日、NBCの番組で、米国の目標達成に向けてトランプ氏は「あらゆる手段を講じる」と発言。これにはイランの空軍および海軍の破壊、核兵器保有能力の阻止、「国際的な影響力行使能力の排除」が含まれるとした。

トランプ氏は21日、イランに対し海峡を「脅威を伴わず完全に」開放するよう求めた。11月の中間選挙を控え、原油やガソリン価格の急騰で国内圧力が強まる中、両氏のこうした発言は米政権の強い決意を示すものとなった。

Photographer: Kent Nishimura/Bloomberg

「海峡沿いのイランの防御施設を弱体化させるため、軍事資産を用いた作戦が展開されている。それらが完全に破壊されるまで作戦は継続される」とベッセント氏は指摘。「緊張を緩和するためには、時にエスカレートさせる必要がある」と語った。

トランプ氏と側近らは、イランによる長期的な脅威を排除するという目標のためには、一時的な価格上昇は受け入れられるとの立場を示している。

「仮に一時的な価格上昇が50日間続くとしよう。しかしその先には、イラン政権が核兵器を保有しない50年間がある」とベッセント氏は述べた。

原油価格が落ち着くまでの期間について問われると、「50日になるのか、100日になるのかは分からない」とし、先行きは不透明との認識を示した。

原題:Bessent Says US to Press Ahead in Iran War With Hormuz in Sights(抜粋)

--取材協力:Sam Kim (News).

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.