アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃開始から、きょうで3週間となりましたが、アメリカのトランプ大統領は、停戦は「望んでいない」と改めて強調しています。
アメリカとイスラエルのイランへの攻撃が始まってから、きょうで3週間。これまでの死者はイランで1400人以上、イスラエルで18人、アメリカ軍で13人となりました。
連日、攻撃の応酬が続いていますが、トランプ大統領は…。
トランプ大統領
「(イランと)対話はできるが、停戦は望んでいない。相手を壊滅させている最中に、停戦なんてするわけにはいかない」
と、強硬姿勢を崩していません。
そんな中、アメリカ軍が強襲揚陸艦「ボクサー」や数千人規模の海兵隊部隊を予定よりおよそ3週間早めて中東地域に追加派遣したとロイター通信が報じました。
ただ、その後、トランプ氏はこんな発言も。
トランプ大統領
「イランでの軍事作戦の縮小を検討している」
「目的の達成に非常に近づいている」とし、作戦の縮小の検討も表明したのです。
達成すべき目的として、▼イランのミサイル能力の壊滅や▼イランに核開発能力を保有させずアメリカが常に対処できる体制をとること、▼中東の同盟国の保護など5つを挙げました。
また、アメリカの財務省は原油高対策として、対イラン制裁の緩和を発表。海上で輸送中のイラン産原油や石油製品について、各国による購入を4月19日未明までの30日間、一時的に認めるとしました。
ホルムズ海峡をめぐっては…
トランプ大統領
「アメリカはホルムズ海峡を必要としてはいない」
ホルムズ海峡を石油の輸送路として必要としている日本やヨーロッパなどの国に対し、安全な航行の確保に協力するよう改めて求めました。
一方、イランでは、最高指導者モジタバ師がイラン暦の新年に合わせて声明を出しました。
イラン最高指導者 モジタバ師
「国民の団結により、敵に混乱をもたらす打撃を加え、亀裂を生じさせた」
8日に最高指導者に選ばれて以降、公の場での姿を確認されていないモジタバ師ですが、この日も、国営テレビのアナウンサーが読み上げる形で声明が伝えられました。
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